道の反対側から誰かが来るとドキドキしてしまう人に大切にしてほしいこと

道の向こうから誰かが来ると「どうしよう・・・」なんて気持ちになりませんか?

人目が気になる方と言っても様々なタイプがあります。

たとえば、特定のシチュエーション(人前で発表する・重役に報告する)で人目が気になる方もいれば、日常的な場面(電車の中や駅のプラットフォーム、通りを歩いているとき)で人目が気になる方もいます。

筆者は主に後者のタイプで、道の向こうから人が歩いてい来ると「気まずいな・・・変に思われていないかな・・・」と緊張していました。

私と同じように日常的な場面で人目が気になる方に、大切にしてほしいことがあります。それは不安な気持ちは持っていていいということです。

不安な気持ちを持っていていい・そのままでいい

こういったお悩みを持つ方は前提として「道の向こうから人が来るだけでこんなに不安なのはおかしい」「この不安や心の苦痛は取り除く・防ぐべきものだ」という認識があります。これこそが大きな誤解で、その気持ちは持っていていいのです。

なぜそういった不安や心の苦痛が生まれてくるか、たしかに理由はあるはずです。(過去のトラウマ、生育環境、身体的特徴・・・など)ですが、その理由を探るのは今はやめましょう。探ってしまうとどうしても気持ちを解消したくなるからです。

大事なことは、道の向こうから誰かが来て「ドキドキ・ソワソワ・不安・心配・焦燥」を感じる状態を変えようとしないことです。その状態にあっても、いきなり殴られるわけでもありません。命の危機に直面するわけでもありません。心は居ても立っても居られないような感情を作り出しますが、その感情と”共に”ただ目的地に向かって歩いていればいいのです。

もちろん、当人にとっては、命の危機があるのではないかと感じられるほど苦しくなることもあります。筆者も実感しましたが、こんなこと(不安・苦痛の気持ちと”共に”行動すること)は到底無理だと何度も思いました。

そのため、最初は1日~3日に1度程度から始めてみてください。道の向こうから誰かが歩いてくるシチュエーションに遭遇したら、気を紛らわせたり、心を殺したりせずに、不安な気持ちと”共に”歩いてみることに挑戦してみてください。

不安な気持ちがそのままでも、悪いことが必ず起こるわけではないことが少しずつ体験できます。

不安な気持ちは無意識のうちに仕草に出してしまうことがある

不安な気持ちと”共に”行動する際、ちょっとしたコツとして自分自身の姿勢や呼吸に着目するという方法があります。

不安な気持ちを抑え込もう・解消しようと無理をしていると、仕草がチグハグし、人から怪訝に見られることで、余計に人目が気になるという悪循環に陥ることがあります。

筆者も道の向こうから誰かが来るというシチュエーションは苦手だったため、毎回何も感じないよう心を殺すようにして歩いていました。しかし、どうも「避けられている」「笑われている」ように感じることがあったので、不安な気持ちと”共に”、自分自身の状態を観察しながら歩くようになりました。

すると、心を殺すようにして歩いていた時には気づかなかったクセが二つほど見つかりました。首を傾ける、顔をしかめるという二つのクセです。これらは気持ちが不安になったとき無意識にしてしまいがちなクセだったようで、人から怪訝に見られる要因だったのだと気付くことができました。

不安な気持ちと共に自分の望む方向へ

筆者は今でも「笑われているような気がする」「避けられているような気がする」「不快に思われていないだろうか」という気持ちは消えません。しかしそうした気持ちと”共に”行動するやり方を身に着けたおかげで、自分のやりたいことに向かって社会生活を送っています。

道の向こうから誰かが来るから横道から行こう、人気の少ない道を通ろうとしていた頃から比べると、自分自身の可能性も広がりました。この記事を読んだあなたも、今日から少しずつ不安と”共に”歩くことをお勧めします。