人目が気になるあなたにおススメのリフレッシュ方法「公園」

仕事や学校など「人目」が溢れているところは疲れてしまいますよね。通勤通学の往来や電車内、駅やオフィスなどあらゆるところに人がいます。気持ちが弱っているときに、そういった「人目」をかいくぐって行動するのはとても負荷が高く、管理人もヘトヘトになりながら歩いていました。

そんな私の経験から、気分を変えるのに有効だなと感じたのは「公園」です。

正確には「公園」というよりも「自然」が有効なのですが、街中で自然を感じられる手軽な場所こそ「公園」なのです。カフェやレストランと違い、無料かつどれだけいても席を移動する必要すらありません。メリットだらけの公園を利用しない手はありません。

では、なぜ自然(公園)が有効なのでしょうか。

それは自然があなたに対し評価を投げかけてこないからです。

私やあなたが「人目」を気にするのは、多かれ少なかれ、他者からの評価を気にしています。

「変に思われていないだろうか」「嫌われていないだろうか」など、相手の気持ちを慮って、自分の頭の中でグルグル悩んでいる状態です。

これは前提として、「人間は他者に対し、何らかの評価をくだしながら生きている」という認識があります。

「人目」に対して免疫がついてくると「自分の評価も他者の評価もたいして当てにならない」ことがわかってくるのですが、免疫がない状態では他者の評価を絶対的と感じてしまう傾向があります。

そのような免疫が不十分な状態においては、自然の持つ「無評価性」はとても心地よく感じることができるのです。

「無評価性」とはどういうことかというと、「あなたは嫌いだから太陽をちょっとだけしか当てない」「あなたは好きだから涼しい風をあててあげる」「あなたが好きだからお花を咲かせてあげる」といった評価によるえこひいきが存在しないということです。

自然は、万人に優しく万人に厳しい平等な存在です。

公園という小さな自然において、陽の光りやそよ風の肌触り、木々のざわめきやちっぽけな虫達、健気に咲く花や我関せずの野良猫など、普段は意識しないものたちに「評価されないという体験」を味わってみてください。自然はあなたを一人の人間として扱うだけでそれ以上でもそれ以下でもありません。

出来れば広い公園かつ人があまりいないことがベストですが、ビルやマンションの合間にある小さめの公園でも自然は感じられるので、ぜひお気に入りのスポットを探してみてください。