マインドフルネスは、人目が気になる方にぜひ身につけてほしい心の態度です。
(マインドフルネスについて詳しくはこちらを参照してください:人目が気になって「自分は変だ」と気持ちが落ち着かないときの対処法)
マインドフルネスを簡単に表現すると「”いま”感じられるものを一つ一つ丁寧に、なるべく多く感じる」ことです。
今回はそれを実践練習する方法のひとつをご紹介します。
クラシック音楽
多数の楽器が様々な旋律を演奏し、ひとつの壮大なシンフォニーを作り上げるクラシック音楽はマインドフルネスの練習にピッタリです。
ヴァイオリンの音色はどのような感じですか?コントラバスはどういった低音を響かせていますか?フルートが華麗な音色を鳴らしているとき、背後ではどのような音がしていますか?パーカッションと弦楽器、金管楽器はどういったタイミングで交じり合っていますか?
楽器の名前がわからなくても何の問題もありません。様々なタイプの音に注目しながらも、ひとつの音だけに囚われてしまうことのないよう、他に鳴っている音を合わせて意識するよう心がけてください。
音の間を行ったり来たりしながらも、最終的には音楽全体に意識を戻してみましょう。活き活きとした各パートが全体としてひとつの音楽を成立させているように聞こえてきたでしょうか。
この訓練は交響曲など多数の楽器で演奏される曲が最適です。ひとつの楽器が目立つピアノソナタやヴァイオリンソナタはあまり向いていませんので、注意してください。
あなたもお好きなクラシック曲でぜひマインドフルネスを実感してください。